ネットショップ──というか楽天市場の世界に入って、けっこう経つ。
入ったばかりの頃は、EC1.0と言われる(一部では言われてます)時代で、お店も少なく商品も少なく、牧歌的な雰囲気の時代でした。
そんで若干のブランクがあったけど、再びネットショップに戻ってきたら僅か2年くらいで激変していたのに驚いた。店はたくさんあるし、ぶっちゃけ価格勝負になっていた。お店の存在価値はほぼなく、ただの自動販売機化していた。
まぁそれはそれで良いところもあったんだろうけど、お客さん(自分も含めた)は価格だけで探していた。お店も価格だけでお客さんを呼び込もうとしていた(私が見る限り、だけど)。
ここ一年、特に震災があってから、自動販売機店舗では本当にお客さんと仲良くなれないんじゃないか、って現場にいて感じている。楽天さんもヤフーさんもビッダーズさんもAmazonさんも、基本売り上げがすべてでお客さんがどれだけ満足したかというのはあまり気にしていないけど、お客さんは価格だけのお店とは本当に割り切った付き合いになっているんじゃないかな。価格よりも数字では購えない何かを求めだしている。それは「感情」とか「ぬくもり」とかいう類いのモノ。それをネットの世界でどれだけ実践出来るかでこれからのネットショップの方向が決まると思う。出来ない店舗は潰れるか、完全自動販売機になって淡々と商売(と呼べる商いではないけど)するかしかなくなると思う。
そういう意味で、上のような大手モールの今までのやり方・あり方は変わっていくと感じてます。
まぁと言っても、私個人はネットショッピングに感情は求めていないタイプなんですけどね。
#ネットショッピング#