所謂、ソーシャルゲームというのをやっている。
実をいうと、僕がソーシャルゲームをやるきっかけには、このブログのメンバーも関わってたりする。
最初、ガラケー時代にGREEに登録したのは、Mcstay君の招待だった。
最近だとiPhoneの『ガーディアンクルス』を始めたのは、忠太君の招待だった。
で、実を言うと『ガーディアンクルス』にはかなりハマってしまったのだ。
ゲームの内容については検索でもしてもらえればすぐに分かるので割愛するけど、3ヶ月くらいたっぷりと遊ばせてもらった。
余談だけど、GREEにしろ『ガーディアンクルス』にしろ、僕を招待した方の人たちは結構、早い段階でゲームを辞めてしまっていたのだけど、僕はその後もわりと長く続けてた。
さて、ソーシャルゲームというヤツには基本的に終わりがない。
まあ、ソーシャルゲームに限らず、MMORPGとかもそうだけど、オンラインゲームというヤツにはエンディングはないのが基本である。
で、サービスそのものが終了して終わってしまう場合を除けば、まずゲームの終わりはこっちの都合でやってくる。
例えば端末やキャリアを変えたことで、そのゲームに対応しなくなったなんて理由もあるだろうけど、おそらく最多の理由は「飽きた」の一言だろう。
僕が『ガーディアンクルス』を辞めた理由は、「限界が見えてしまった」からだ。
一切の課金は行わず、トレードなどを駆使して強力なカードを集めて対戦に挑む。というのをひたすら繰り返していて、気が付けばウルトラレア(5段階で最もレアなカード)だけで自分のチームが組める程度になり、やがて相手に合わせてさらにカードを選べる程度には、カードも揃ってきた。
にも関わらず、勝てない。
勝てない理由はいくつかある。
一番、単純なところだと課金してないから。
課金すればより強力なカードを容易に揃えることができる。
但し、『ガーディアンクルス』の場合は課金しなければ強力なカードを入手できないというシステムにはなっていないので、無課金でもランキングの上位に入っているプレイヤーは少なくない。
他の理由は時間だろうか。
強力なカードを効率よく揃えようと思えば、ネット上でトレードの情報を収集する必要がある。常に複数のトレード掲示板を巡回して、いかに自分のカードを揃えていくかの勝負。正直、この勝負は会社員には不利だ。
『ガーディアンクルス』のゲームシステムはとにかく、他のプレイヤーと自分の差を意識させてくれる。この差がゲームに対するモチベーションになるのだけど、逆に言えばこの差がずっとつまらなければ、やがてはモチベーションも下がっていく。
結局、僕はそこで限界に達して、「引退」してしまった。
これっておそらく『ガーディアンクルス』のところを別のソーシャルゲームに置き換えても、多数のゲームが当てはまるのではないだろうか?
ガンガン課金すれば良い!という問題でもない気がするんだよね。
課金していけば、課金していくほどに、今度は課金してるユーザー間での差を意識し、そして……という同じような物語になるはずだ。
ソーシャルゲームの中にも間違いなく面白いものも存在している。
個人的には1人で遊ぶエンディングがキチンとある中に、ソーシャル的な要素、課金要素を上手く組み込んだゲームが理想だと思うんだよね。今のところ『パズル&ドラゴンズ』あたりは上手くやってるかな。
さらに上のステージに達したソーシャルゲームの登場を期待します。
#引退#