- from Five Years Party -
 
<< 花粉症。 | main | HERO >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

【2013.05.29 Wednesday 】 Author : スポンサードリンク
| - | - | - |
選ばれし者の恍惚と不安二つ我にあり
去る3月26日。新たなる総合格闘技イベント「HERO'S」の旗揚げ戦が行われました。僕は埼玉まで足を延ばす気満々だったんですが、諸事情によりテレビ観戦となってしまいました。

試合そのものについては、僕は久々にダレることなく楽しませてもらいました。まあ、テレビ的なパッケージになってて、聞くところによるとパッとしなかったらしいBJとLYOTOの試合がバッサリ斬られてたりてて、美味しいトコ取りになってたんでしょうけど。

で、僕がこの「HERO'S」の何に期待して、わざわざ埼玉にまで足を延ばしてみようって気になったかと言うと、ズバリ言えば出場する選手ではなくスーパーバイザーの前田日明の存在です。

僕がプロレスファンになったきっかけって言うのは、以前にも書きましたけど、旧UWFとして前田が新日に参戦していた頃の藤波戦です。で、僕は藤波ファンになったわけなんですけど、一方でやっぱり前田ってのも特別な存在で、前田を追いかけるように新生UWF、RINGSを応援してたわけです。その流れの先にK-1やらPRIDEやらがあって、結局、僕は前田日明を追いかけるうちに格闘技ファンになった人間です。

そんな僕ですから、当然、久々に、本当に久々に表舞台に帰って来た前田の雄姿に期待しないわけがないんです。絶対、そう思ってるのは僕だけじゃない筈です。「格闘技界には前田日明が足りない」。これは全国紙に掲載された「HERO'S」のキャッチコピーですが、まさに僕を含めて多くの格闘技ファンとプロレスファンの心情を言い当てていると思います。

実際、あの日、会場に足を運んだファンの大部分にはそういう期待感があったんじゃないかと思うんです。「前田日明だから」という理由でチケットを買った人は多いと思います。

で、僕はテレビ観戦だったんですけど、そこでチョット驚いたことがあるんです。それは「HERO'S」のテレビ放送の中での前田の扱いの小ささです。

スポーツ新聞、格闘技、プロレス雑誌での扱いでは出場選手よりも明らかに前田に注目が集まってたと思うんです。にも関わらず、テレビでは前田の扱いは小さかった。これってテレビの、それもゴールデンタイムのコンテンツの中では前田日明って名前にはそれほどの商品価値がないってことなんでしょうか?

確かに非格闘技ファンにしてみれば前田日明よりもボブ・サップや曙の方が知名度が高いのは歴然です。ただ、僕の中では前田日明の名前は一般への浸透度でもそこに負けてないと思ってたんですよね。ちょっと自分と世間とのギャップを感じた瞬間です。リングスの活動休止から3年の歳月は前田をマニアックな存在にしてしまったってことでしょうか。と言うより、そもそも前田を含めて3年前には格闘技そのものがマニアックな存在で、3年の間にK-1やPRIDEはメジャーな存在に成長し、そこに前田は取り残されたってことでしょう。

ならば僕はここからの前田の巻き返しを期待します。前田日明には「何かやってくれる」っていう期待感が常にあります。「選ばれし者の恍惚と不安二つ我にあり」。かつて前田が引用したヴェルレーヌの詩の一節です。こういう言葉を引用してくるセンスも前田の魅力なんですが、やっぱり前田には他の格闘技界の人たちとは違う「何か」を感じてしまうわけです。やっぱり僕には前田日明は「選ばれし者」に見えるのです。
【2005.03.29 Tuesday 20:53】 Author : ヤグチカイリ
| ヤグチカイリ | comments(1) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
【2013.05.29 Wednesday 20:53】 Author : スポンサードリンク
| - | - | - |
この記事に関するコメント
「選ばれし者の恍惚と不安二つ我にあり」は太宰がその著書で引用している。
| 伊藤 | 2010/05/11 10:12 AM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://fiveyears.jugem.cc/trackback/1177
トラックバック