気温30度を超える日があるかと思えば、いきなりコートがいりそうなほど寒くなったりと、春爛漫というより、春繚乱、春擾乱の狂い咲きという感じか?
それはそれとして、先日、『ドラえもん のび太の新魔界大冒険』を見に行った。これは『魔界大冒険』のリメイク作品で、僕の世代にとっては、オリジナルの方は子供の頃に見た『ドラえもん』映画の傑作の一つではないかと思う。
勿論、僕も例外ではなく、うちの二人の子供たちを出しに使って、家計から前売り券を購入して、家族4人で映画館に足を運んだ次第である。
で、実際の映画だが期待通りの面白さだった。
制作発表の時点で、脚本に真保裕一を起用というのを聞いた時から、かなり期待度は高かったんだけど、オリジナルの矛盾点とか説明不足な点をキレイにまとめてあって、僕はかなり楽しめた。おそらく子供たちより僕の方が楽しんだのではないだろうか?
最近、福井晴敏が『ガンダム』の新作を書いたり、故・野沢尚が『名探偵コナン』の脚本を書いたりといった作家のアニメへの進出が目立つが、いつか僕も『ドラえもん』の脚本をやってみたいもんである。その折には、出来れば『鉄人兵団』でお願いします。