- from Five Years Party -
 
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【2013.05.29 Wednesday 】 Author : スポンサードリンク
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ギリギリ。
 何というか、はっきり言って忙しい気がする。
 仕事が忙しいのだけれど、それよりも精神的に多忙になっている気がする。
 つまり余裕がない。
 職場では、部下への手前、余裕のよっちゃんを気取ってるけど、実はギリギリ。
 ここまでギリギリだとchopしたくなるくらい。
 ここまでギリギリだと俺、ギリギリ好きなのかな?って勘違いしちゃうくらい。

 まぁ結局は自業自得なんだけれど、色々あったなぁって感じ。
 ギリギリなんとか、なのか、ギリギリ超えちゃったのか、それは判らないけれど。
 何となく、こうなるべくしてこうなっているって気もする。
 とりあえず、背筋を伸ばして、前を向いて歩いて行こうと思う。
 ギリギリ崖の上を歩いていても。

 ギリギリガールズについて書こうと思ったけれど、何だったか忘れたので、書けなかった。残念。ってか、お題は「ギリギリ」じゃなくて「多忙」だし。


#多忙#

【2012.10.16 Tuesday 18:37】 Author : McStay
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量産型に乗って
「──量産型?」
 そいつは言った。
「俺の乗っているコイツが量産型って言うのか?オマエ」
 かなりキレた目つきで、僕をにらむ。

「どう見たってコイツ量産型じゃん」僕は冷静に言う。
「どこがだよっ!」そいつはさらにキレて言う。

「フツーに市販されてるよね、コイツ。ってことは、量産型じゃん」
「……」
「というかさ、どこで買ったのコイツを。店で買ったんじゃないの?」
「…………」
「それに、フツーに乗ってるよね? 警察に特別な届け出もしてないよね?」
「──っ」
「それ以前に誰が見ても判るよ。ナンバーが5ナンバーで黄色いナンバーじゃん、この車」
「ウッセーよっ!」
 逆ギレしまくって、そいつはどっかに行った。ダイハツのムーヴコンテ(黄色)に乗って。
【2012.09.26 Wednesday 07:39】 Author : McStay
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枕なのか?

 部屋に入ったとたん、何か比較的柔らかいモノが僕の顔にぶつかってきた。
 部屋の中には誰もいないはずなのに、なぜか僕の顔に何かがぶつかってきた。一度だけではなく、それも何度も。的確に僕の顔に比較的柔らかいモノが。
 比較的柔らかいモノでも、何度も繰り返しピンポイントに鼻に当たるのは、さすがに痛い。
 それにいい加減腹が立ってきた。
 ちょうど14回目の比較的柔らかいモノが僕の顔にぶつかったとき、僕はしゃがんで、15回目を避けようとした。でも、それは飛んでこなかった。
 僕はようやく部屋の中を見回した。
「……」
 誰もいない。フツーの旅館の、フツーの部屋だ。
 布団が敷いてあって、ただ僕の足下に枕が一つ落ちているだけ。他には何もない。
 この数分で異様に疲れたので、僕は着替えて、すぐに寝た。

 布団に入ってすぐに思ったのは、枕が合わない。たぶんこのまま寝たら、寝違えると感じた。
 けど、起きて、枕の高さをいろいろと調整するにはあまりに僕は眠すぎた。

 そして、僕は後悔の朝を迎える。
 ──寝違え。

 あの夜から1週間が経った。でも、まだ首が痛い。
 枕。それは人間という二足歩行の動物にはとてもとても大事なモノ。


#枕#

【2012.09.18 Tuesday 19:26】 Author : fiveyears
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湘南新宿ライン
 クラシック音楽を聴きながら、電車に乗っていた。
 チャイコフスキーの「悲愴」第三楽章のスケルツォに入った時、大宮駅に着いた。
 電車を降りるとき、乗ろうとする女の子とぶつかった。
「あ、すみません」
 しっかりとその女の子の顔を見ながら、僕は謝った。ずいぶんと背の低い女の子だった。
 女の子は僕の目を見ながら、何かを言っている。僕はカラヤンの悲愴を結構な音量で聞いてて、女の子の声が聞こえなかった。右耳のイヤフォンを外した。
「何?」
「そんな大きな声で謝らなくても聞こえるよ」女の子は言って、電車に乗った。
「そう?まぁとにかく、ごめんね」僕はそう言って、電車から降りようとした。
「ちょっと待って」
 そう女の子は言って、僕のカバンをつかんだ。
「いやいやいや、俺、降りるんやけど」
「ちょっと待って、ゆーてるやん」女の子はさらに力を込めて、かばんをつかむ。
「自分に話があるんよ」思いっきり、大阪弁で女の子は言った。
 女の子がそう言ったとき、発車の音楽が流れて、ドアが閉まった。
「自分、何やねん!」僕は言った。

つづく。


#クラッシック#
【2012.09.05 Wednesday 15:41】 Author : McStay
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2009年8月30日。
 さて、どの夏の話をしようか。

 ある暑くて暑くてアスファルトが溶けてしまうくらいの夏がありました。
 その夏、この国は今まで長い間続いていた体制を国民自ら放棄し、自国の利益より隣国の利益を優先する政党に投票しました。
 彼らは今、言います。
「あの党よりマシだと思ったから」
「テレビや新聞でこの党は良いって言っていたから」
 自分たちで考えることができない人たちは、テレビや新聞の言うことをそのまま信じて、この党に投票しました。
 この党は308もの議席を獲得し、政権政党になりました。

 そして、この国が傾いていきました。
 あれから3年。テレビや新聞に踊らされた人たちは、自分たちのしたことを忘れ、この党を非難しています。
「あの党の方がよかった」
「増税なんて話が違う!」
 自分たちで考えることができず、そして、今も自分たちで考えることができない人々は、次も同じような行動を取らないか心配です。

 そんなあの夏を思った話。


#あの夏の話#
【2012.08.28 Tuesday 15:30】 Author : McStay
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ふいに。

 太陽が頑張りまくっている夏。
 僕は誰も知らない小さな川の土手でタバコを吸っていた。

 そこでは誰もが風の流れに従い、水の流れのままに過ごしていた。花も、草も、影も、僕も。

 それはとても美しくて、儚い景色だった。
 花は風とともにあり、風は水とともにあり、木々は影とともにあった。僕だけがひとりだった。

 ふいに風が僕の頬を撫でた。
 ふいに草が僕の足に触れた。
 ふいに水が僕の耳に囁いた。
 それはとてもとても小さい声で、僕にもはっきりと聞こえた訳ではなかった。でも、伝わった。
 ──君は君のやりたいようにやるのがいいよ

 僕は水の方へ向かった。


#残暑#

【2012.08.21 Tuesday 20:41】 Author : fiveyears
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今昔とも芥川とも違う時代の鼻
 朝起きたら、鼻がでかくなっていた。
 まぁ気にせずに仕事に行った。

 出社して、席について仕事を始めた。
 鼻が邪魔でちょっとモニターが見にくいけど、まぁ影響はない。
 コーヒーを飲むときに気をつけないと、マグカップに鼻が入ってしまうくらい。
 それだけ気をつけていれば、特に問題は無い。でも、何故か感覚はないから別に構わないんだけれど。
 周り? まぁいつもより見られてる気はするけれど、特に気にならないからいい。
 だって、俺の鼻だもん。どれだけ見られても鼻は小さくならないだろうし(たぶん)、だから気にしない。俺は禅智内供とは違う。

 仕事を終えて、恋人と会った。
 彼女は言った「何、その鼻?」
「朝目覚めたら、でかくなってた。それだけ」
「ふ〜ん、今日一日それで過ごしたの?」
「うん」
「で、どうだった?」何かを計るように言う。
 何か引っ掛かるモノを感じたけれど、素直に答えた。
「いや、別に。特に困る事もなかったし、じろじろ見られたけれど、どうでも良いし、そんなん」
「ふ〜ん」そう言って彼女は僕の鼻に触った。暫く色々と触ったあと、おもむろに鼻を引っ張った。
 何の痛みも衝撃もなく、僕の大きな鼻は取れて、元の鼻に戻った。

「あなたってホント、つまらないオトコね。何をされても感情が動かない」そう言って、彼女はどこかへ行った。

#鼻#
【2012.08.07 Tuesday 15:46】 Author : McStay
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イオンモールのスクリーンで。
 あまりの暑さにイオンで休憩しようと入った。
 広場に大きいスクリーンがあって、そこでオリンピック中継をしていた。
 スクリーンの前で結構なヒトが(平日の昼間にもかかわらず)見入って、応援していた。

 やっていたのは、体操。
 少年の顔をした男が床の上をぴょんぴょん飛んでいた。
 体操に全く興味の無い僕はスクリーンからちょっと離れた所に座って、スクリーンではなく、応援してる人たちを見ていた。

 暫くしてため息が聞こえた。選手がミスしたらしい。
 どこからか聞こえる「しょうがないよ」の声。
 何がしょうがないのか、僕には理解出来なかった。
「オリンピックは参加する事に意義があるって言うしね」
 それを聞いて僕は思った。
 こいつらバカだ。プロフェッショナルのプレーヤーに「結果が出なくて残念だったけど、精一杯頑張ったもんね」なんて言えるのか? 彼らは日の丸の為に戦ってるんじゃなくて、自分や家族とかの為に戦ってるんだぜ? 生活のために戦ってるんだぞ? それに対して、結果が出なくて気にするななんてどの口が言えるんだ? 日本は戦後の復興のシンボルとしてオリンピックをやったが為にオリンピックに対して幻想を抱きすぎだろ。クーベルタンのオリンピズムは立派だけど、理想論だよ、そんなの。負けた人間もメシを食わなきゃ生きていけないんだよ。負けたくないから、勝ちたいから練習するだよ。それをお前らは想像した事があるのか? 血反吐を吐くくらい練習して、そういうのを乗り越えて戦ってるんだよ。努力していない奴らが勝手に幻想を抱いて、自己投影していいものじゃねーんだよ。ふざけんなよ。
 そんな事を考えていた。

 選手のインタビューが始まった。
「日本の皆さん、勝てなくてごめんなさい。でも、僕は皆さんの為に戦ってる訳じゃないので、謝ったのは本心じゃないので──」
 テレビ中継が突然終わった。


#ロンドン五輪#
【2012.08.01 Wednesday 13:22】 Author : McStay
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ウェイトレス
 訳の分からない暑さに我慢できず、僕は目についた喫茶店に入った。
メニューを見て、コーヒーを頼んだ。汗をだらだらと流しているのに、ホットコーヒーを頼む僕を怪訝な顔で見て、ウェイトレスは厨房の方へ戻っていった。
「ホット一つ」
 厨房に向けて彼女は大声で言った。
 そして厨房に向けていた顔を、こちらに向けた。
 思いっきり僕を見ていた。
 じっーーーーーーって音が聞こえてもおかしくないくらい僕を見ていた。
 残念ながら僕に、彼女の外見の記憶はない。
 彼女の外見は、まぁ悪くない。
 街ですれ違ったら、10人中7人は振り向くだろう。でも、僕は振り向かない。タイプじゃないから。
 僕にはタイプじゃないモノがたくさんある。
 今の政権政党とかアイスコーヒーとかサンドウィッチとか黄色い服とかiPadとか満員電車とか高層マンションとかレンジャーズとかNIKEとかボールを持ちすぎるMFとかじっと僕を見るウェイトレスとか。
 要は僕は子供で我が儘なだけなのだけれど。それでも好きになれないモノは好きになれない。
 そんなことを取り留めもなく考えていた時、僕をじっと見たまま、ウェイトレスはコーヒーを持ってきた。
 おいおい、いくらホットコーヒーでも熱すぎねーか? ぐつぐつ言ってるぞ。まさか直接鍋で沸騰させたんじゃないだろうな……。と心で思った時、ウェイトレスは言った。
「ホットってゆーたやん、自分」
 これを真顔で。
 僕が言葉に詰まると「はよ、飲みーや、好きなんやろ、ホット」と笑いながらウェイトレスは言った。
 僕はちょっと考えた。この感じ、どこかで経験したように感じた──。


#iPad#
【2012.07.24 Tuesday 20:45】 Author : McStay
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変な女。
「そこがゴールなんて誰が言ったの?」
 僕が河原町を三条から北にあがって歩いていた時、喫茶店から出てきた女の人が僕にそう言った。

 もちろん、僕はその女の人の事は知らない。全く記憶にない顔だ。少し何かにいらついたように話す女の人は僕は知らない。というより、こんなに整った顔立ちでスタイルも良い女なら一度見たら忘れたりはしない。
 そのスタイルの良い女は僕をじっと見て叫ぶ。
「あなたの限界はそんなモンじゃないでしょ!」
「俺?」僕は言う。
「あなた以外に誰がいるって言うの!」また女が叫ぶ。
 周りの人たちが僕と女を遠目で見始めた。
 僕は人混みが嫌いだ。人に注目されるのも嫌いだ。早くここから抜け出したい。
「とりあえず、僕は君の事を知ら──」ないから行かせてもらうね、という全てを言い切る前に女がまたまた叫んだ。
「あなたがバニラアイスの事を嫌っているのは知ってるけど、バニラアイスがあなたの事を好きなのは判ってあげて!」
 もう僕には完全に理解の埒外の言葉だった。
 僕はバニラアイスのことを嫌ってもいないし、バニラアイスが僕のことを格別に好きなんて事はないと思う。というか、バニラアイスが僕のことを好きになるのか? 誰かの事を好きになるのか? そんな事を真面目に考えている自分に嫌気がさして、僕は何も言わずにその女の横を通って、歩き出す。
「あなたのそういうすぐに考えを止めるトコロがダメなのよ!」女が後ろの方で叫ぶ。
 僕は完全に無視をして、河原町の教会の前を歩く。


#ゴール#
【2012.06.26 Tuesday 15:36】 Author : McStay
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